春先や秋など気候の良い時に子ども連れで遊びに行きたいスポットとして人気の新宿御苑。
都心の真っ只中にあるにも関わらず、広く開放的なスペースと、有料で入場時間が限られているなどしっかり管理されているからこそ保たれていると思われる雰囲気の良さに、家族で訪れるにはもってこいの場所だといえる。
しかし問題は急に雨が降ってきた場合だ。
ある意味、新宿御苑は大きな公園であり、屋外施設。
雨が降ると楽しむことが難しい。
出かける前から雨が降っていれば、そもそも別の場所に行けばよいのだが、急に降ってきた場合は、特に小さな子ども連れのパパママにとってはどうするか困ってしまうのではないだろうか。
そんな時におすすめしたいスポットがある。
それは新宿御苑大木戸門出てすぐ左にある「四谷区民センター」だ。
ここの12階に子ども用のおもちゃなどが置いてあり、無料で自由に遊ばせることのできる「プレイルーム」が用意されているのだ。
新宿区が運営している施設だが、新宿区民でなくても利用できるので便利。
今回はこの新宿区四谷区民センタープレイルームについてご紹介したい。
四谷区民センタープレイルームの利用方法

利用方法は簡単だ。
プレイルーム自体は12階にあるが、まずはエレベーターで11階にあがり、係の人に「プレイルームを利用したい」旨を伝える。
すると利用申請書に記入を求められると思うので、申請日・時間と代表者名、代表者の電話番号を記入して渡せば、利用開始できる。
再びエレベーターで12階にあがり、靴を脱いだら部屋に入ろう。
その日最初の利用者だった場合など、ごくたまに鍵がかかっている時があるのだが、これは係の人が鍵を開け忘れているだけなので、再度11階に戻り、鍵を開けてほしいと伝えればよいだろう。
基本的にプレイルーム内は飲食禁止だ。
利用時間は9時から夜7時までで、基本的に土日もやっているのが有難い。
四谷区民センタープレイルームってどんな感じ?

入って中にあるのは、滑り台や大きなぬいぐるみ、ブロック玩具、積み木クッションなど。
玩具やぬいぐるみは、基本的な地域の方の寄付などで集められているようである。
無料で使えるプレイルームとしては、比較的大きなスペースのように思う。
5家族くらいまでなら、なんとか余裕をもって遊べそうな感じだ。
(幸いそこまで混むことは少なく、たいてい2〜3家族くらいである)
床には絨毯が敷かれており、転んでも痛くない作りになっているうえ、危険そうなものは見当たらない。
ハイハイやヨチヨチ歩きの子どもでも安心して過ごすことができると思う。
逆に歳が上のお兄ちゃんお姉ちゃんには物足りないだろう。
イメージとして未就学児のためのスペースで、朝から晩まで何時間も過ごす場所ではなく、ちょっと1〜2時間遊ばせるくらいのちょっとしたスペースくらいに考えていただきたい。
それこそ冒頭の通り、新宿御苑で遊んでいたら雨が降ってきちゃったけど、まだ子どもが遊び足りないしどうしようというようなシーンに最適だ。
尚、帰るときも再度11階によって、利用終了の旨を係の方にお伝えする必要があるので、忘れずに。
使ったおもちゃを片付けるのも当然のマナーである。
四谷区民センターの子ども連れ便利施設

最後に、せっかくなので四谷区民センターについて追記しておきたい。
実はこちら、プレイルーム以外にも、子連れが便利な施設が入っている。
1つ目は四谷図書館。
2つ目はモスバーガーだ。
新宿区立四谷図書館
7階にある。
行政がやっている普通の地域図書館だが、絵本コーナー児童書コーナーがあるのと、時々お話会なんかもある。
本好きの子は楽しめるだろう。
モスバーガーパブリック四谷区民センター店
9階にある新宿御苑が臨める眺望の良いラウンジコーナー。
ここにモスバーガーが出店している。
特別な出店形態のため、通常店舗よりメニューが限定されているのが残念だが、開放感ある雰囲気は、そこんじょそこらのモスバーガーでは得られない。
プレイルームが飲食禁止のため、お腹が空いたら来たい。
外に出ないで食事まで済ませられるのは、子連れの皆さんには嬉しいところだろう。
四谷区民センタープレイルームでパパママ子どもみんな笑顔に!

以上、非常に便利で使いやすいプレイルームをご紹介させていただいた。
新宿・四谷エリアにお住いの親子はもちろん、新宿御苑に遊びに来た親子など、是非参考にしていただければと思う。