先日、六本木ヒルズに行ったのだが、赤ちゃんや子ども向けのお店(ショッピング)が多数入っていたのと、無料で使える親子(おやこ)休憩室があるなど、赤ちゃん連れ・子ども連れで訪れるにはピッタリな感じだと分かった。
六本木の街柄か、集まっている親子はちょっとセレブ感のある方が多かったが、筆者は「六本木ヒルズ=赤ちゃん・子どもに優しい」というイメージがなかったので良い意味で驚かされた。
そこで今回は、筆者と同じように、六本木ヒルズの赤ちゃんや子ども向けフロアがどんな感じが良く知らないという方に向けて、概要をご紹介したいと思う。
六本木ヒルズの赤ちゃんや子ども向けフロアの場所

六本木ヒルズの赤ちゃんや子ども向けフロアはヒルサイドのB2Fにある。
B2Fといっても、決して地下という印象は薄い。というのも六本木ヒルズではちょっとした高台(坂の上側)に建てた森タワービルの入り口を1Fと定義しているだけで、B2Fであってもけやき坂の下の方で地上に面しているからだ。
具体的には毛利庭園やテレビ朝日の建物入口があるフロアで、ヒルズの建物側のちょっと奥まったエリアに、赤ちゃん・子ども連れに向けたショップなどが集まっている。
子ども向けファッション・雑貨(おもちゃ)ショップが充実!


まずは実際にテナントとして入っているショップをご紹介したい。
「さすが六本木ヒルズ!」と思うようなセレブ感のある、そうそうたる面々だ。
具体的には「エブリキッズ スペシャル」、「トライベッカ テイラー」、「ベイビーベイビー」、「ホリーフィールド」、「ボーネルンド」、「ポール・スミス ジュニア」、「モーメンツ」、「リボンハッカキッズ」、「リリ ゴーフレット」、「カシウエア アット ホーム」
正直なところ、ユニクロや赤ちゃん本舗で買い物している筆者には目が点になるようなお値段のお店ばかりであるが、ファッション性の高い洋服やオシャレ玩具が取り揃えられている様は見ているだけでも楽しい。
簡単に言うと、アンパンマンは一切出てこない世界だ。
難点は、お店ごとのスペースが限られているためか、どのショップも狭い感じがあるということだろうか。
「ボーネルンド」なんかは親子の室内遊び場「キドキド」を各所で展開しているブランドだが、六本木ヒルズの店舗ではとてもじゃないがそんなスペースを用意することが出来ないという狭さだった。
ちょっと休憩したいときは親子休憩室「Family Room おやこ休憩室」が便利


さて、買い物のついでに便利なのが、こちらの親子休憩室「Family Room おやこ休憩室」だ。
前述のショップと同じエリアにある。
椅子に座ってじっとしていられる少し大きな子ども用(6歳まで)のテーブル&椅子があるエリアと、ハイハイしたい赤ちゃん用のマットが敷き詰められたエリア(ベビーエリア)があるので、子どもも大人も、ちょっとゆっくりくつろぐことが出来るスペースだ。
設備としても授乳コーナー、おむつ交換コーナー、おむつ自販機、調乳器、電子レンジ、遊具など大手デパート並みにが揃っているのが嬉しい。
子どもが勝手に出て行かないよう、高いところにボタンがある自動ドアだったり、細かい配慮がなされているところもポイントだ。
尚、難点は、休日は結構混みあうことがあるということだろうか。
上の写真はとある休日のベビーエリアだが、赤ちゃんが何人もいると結構狭く感じる。
休日を丸々過ごせるような遊び場ということではなく、あくまでも一時的な休憩の場所と思っていただいた方が良いだろう。
他にもある、育児中のパパママに嬉しいサービス
この他にも、六本木ヒルズは育児中のパパママに嬉しいサービスが多数充実している。
例えば、「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ ママズ クラブ シアター」では小さな子ども連れで映画を見たい方に最適のサービスで、「赤ちゃんが泣いても、おしゃべりしてもお互い様」ということをしていたり、子どものトイレにピッタリの「こどもトイレ」(単なる親子トイレとは別にある!)があったりする。
一昔前の六本木ヒルズと言えば、「ヒルズ族」と言われていたようなお金持ちとかセレブなイメージがあって、子ども連れで出かける場所なんてイメージは全くなかったのだが、最近はかなり変ってきている様子だ。
赤ちゃん・子ども連れのパパママも気兼ねなく行ける場所の一つとして是非覚えておいていただければ幸いだ。