イクメンパパの皆様は、子どもの写真を撮るのが趣味だという方が多いのではないだろうか。
愛する自慢の息子・娘の可愛い姿を、目に焼き付けるだけではなく、写真として後にも残したいというのは、いたって自然なことだ。
そしてせっかく撮るなら、出来る限り綺麗な写真を撮りたいところ。
スマホのカメラでパシャパシャ撮るのでもよいが、それじゃママの撮る写真と変わりない。
我らイクメンパパはクオリティにこだわって、「さすがパパ!」と思われることこそ喜びである。
そこで今回は子どもの写真撮影に最適なカメラをご紹介しよう。
ミラーレス一眼カメラこそが子ども撮りにベスト

子どもの撮影にどんなカメラが良いかと言われれば、多くの人が思い浮かべるのは高級な一眼レフカメラではないかと思う。
大きなレンズを取り付けた、真っ黒な筐体を覗き込んで、一心不乱に子どもの姿を写真に収めるどこかのパパの姿を見たことがあるはずだ。
確かに一眼レフなら画質良く綺麗に撮れるし、シャッタースピードも早いので、じっとしていられない子どもを撮影するには最適だ。
しかし、問題は一眼レフはかなり重たいので、持ち歩きが大変だということがあげられる。
ただでさえ、子連れで出かけるときは荷物が重たくなりがちだし、途中で子どもが疲れたといえば抱っこしなければならないケースもままある。
そんなお出かけ時にレンズ合わせて2kg近い荷物が増えるのは、結構面倒なこと。
結果的に、持ち出す頻度が減ってしまい、宝の持ち腐れになってしまう可能性も大いにあるのだ。(これは筆者の体験談でもある)
そこで私がオススメしたいのは軽いのに一眼レフ品質の写真が撮れる「ミラーレス一眼レフカメラ」である。
中でもオススメはCanon EOS M3

とはいっても、ミラーレス一眼カメラは様々なメーカーから色々な機種が出ており、どれを選んだら良いか、迷ってしまうという方も多いだろう。
これまた私のオススメになってしまうが、カメラと言えばのCanonのミラーレス「EOS M3」が良いのではないかと思う。
理由は、他のメーカー製品に比べて、コントラストがハッキリとしていて、ボケが綺麗に撮れる点だ。
特に単焦点レンズ「EF-M22 STM」を組み合わせた時の写真の破壊力が抜群なのだ。
正直ボケがない写真だったらスマホで撮れば十分、やはり美しいボケを描いてこそ、子どもの写真を最高クオリティの世界へ持っていくことが出来る。
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M3 ダブルレンズキット(ブラック) EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM EF-M22mm F2 STM 付属 EOSM3BK-WLK
オマケ:子どもの写真を上手に撮るコツ

最後にオマケとして、子どもの写真を上手に撮るコツを2つお知らせしておこう。
1、連写で撮る
子どもはとにかくじっとしていないし、「笑って~」と言っても思うようには笑ってくれない。
シャッターチャンスが難しいと考えているパパママも多いことだろう。
そこでオススメしたいのが、連写機能を使って撮影するという方法だ。
デジタルカメラになって、現像代がかからなくなったからこそできる技だが、とにかく撮りたいシーンで、一枚狙い撃ちではなく数秒間の間、連写で撮る。
連写で撮っていれば、その中の一枚にとっておきの表情が見つかったりして、ベストショットが撮れる可能性が大幅に上がってくる。
プロでなければ狙って思い通りの写真なんて撮れるわけないのだ。素人は数打てば当たる作戦で、大量撮影するのがポイントである。
不要な写真は消してしまえばよいだけなので、もったいなさを感じる必要もない。
2、あやし係とセットで撮る
子どもが小さければ小さいほど、特に赤ちゃん期は、子どもにカメラ目線をさせることが非常に難しい。
そこでオススメしたいのが、あやし係をセットになることだ。
パパが撮影者なら、ママに協力してもらう。
カメラを構える撮影者の横か後ろから、子どもの名前を呼びかけつつ、おもちゃを振ってみたり面白いことをして子どもの関心を引くようにする。
もちろんカメラには入り込まないように。
王道と言えば王道、当たり前と言えば当たり前な手法だが、その効果は抜群。
無理して一人で頑張らずに応援を呼ぼう。
可愛い子どもの素敵な写真が撮れるのであれば、みんな喜んで協力してくれることと思う。
P.S. 今から買うならEOS M6
さて、この記事は2015年に書いたものだ。
そのため、2017年現在では最新後継機としてM6が出ている。
これから購入を検討されているようであれば、こちらの方がさらにフォーカススピードが速いし、スマホ連携機能も強化されているのでオススメだ。
Canon ミラーレス一眼カメラ EOS M6 ボディ(シルバー) EVFキット EOSM6SL-BODYEVFK